町長メッセージ
「蝦夷富士」と呼ばれる秀峰羊蹄山をはじめ、雄大なニセコ連峰に抱かれた蘭越町は、町の中央を十年連続通算十八度の清流日本一に選ばれている「母なる川・尻別川」が貫流し、その本支流に広がる流域は、肥沃な大地を形成し「らんこし米」の生産地となっております。
また、温泉源にも恵まれており、泉質の異なる温泉郷など、四季を通じて自然が満喫できる「お米と温泉と花のまち」です。
さて、本町では令和元年に開基120年を迎え、これまで先人達が、真の開拓魂と熱い郷土愛に燃え、様々な困難に耐え抜く力と相助け合う心をもって、今日のかけがえのない「ふるさと蘭越」を築き上げてきました。
そして、令和2年度から新たにスタートした「第6次蘭越町総合計画」は、令和11年度までの10年間におけるまちづくりの指針を示す計画であり、将来像を「奥ニセコの緑と温和と自立のまち“蘭越“」とし、誰もが安心して心豊かに暮らし続けるために、町民一人ひとりが“まち“への愛着と誇りを持って、未来に向けて果敢に挑戦し続ける「まちづくり」に取り組んでまいります。
また、私が目標とする5つの基本政策を着実に具現化するため、継続的な財政需要を勘案しつつ、真に必要な行政サービスの有効化を図ることで、自助・共助・公助の機能が結び合った「耀きのある温かいまちづくり」を進めてまいりたいと考えております。
これまで先人達が築き上げてきた「ふるさと蘭越」の基軸を損ねることなく、将来を基軸に現状を冷静に分析し、町民が主人公となる地域社会の設計と運営を進める必要があると考えますので、引き続き、町民との対話を重視した町民ファーストの行政運営を推進してまいります。
このホームページをご覧の皆さまに、蘭越町の魅力を少しでも感じていただき、併せて、町づくりに対するご意見やご指摘を頂戴できれば幸いです。